実刑判決は出たが課題は未解決のままだ
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遠隔操作ウイルス事件の真犯人を名乗るメールが6月1日未明、報道機関などに届いたことを受けて、片山祐輔被告の弁護人の佐藤博史弁護士は2日、片山被告との接見後に記者会見を見き、今回届いたメールの送り主は片山氏ではないとの見方を示した。
佐藤弁護士によると、片山氏自身もメールの送付を否定しているという。
1日の未明に送られてきたメールでは、片山氏が送ったとされる5月16日の真犯人メールは、遠隔操作によって得たプライベートな情報を暴露すると脅すことで片山氏に送信させたものであり、片山氏は事件の真犯人ではないとしていた。
しかし、佐藤弁護士は片山氏が犯行を認めて以降、遠隔操作の手口など犯人しか知り得ない情報を多く聞いていたことを理由に、「片山さんが犯人であることはまちがいない」と語った。
また、メールの送り主について佐藤弁護士は、片山氏が5月16日に送ったメールには、片山氏がアドレスを手入力したために一部アドレスに間違いがあるとされており、もし今回送られてきたメールの宛先にも同じ間違いがあれば、メールの送り主はかなり絞り込むことができると述べた。