知事を経歴詐称で刑事告発した小島敏郎氏インタビュー
元都民ファーストの会事務総長・弁護士
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月刊誌で小池東京都知事の経歴詐称疑惑を告発していた小池氏の元側近で弁護士の小島敏郎氏が6月18日、小池氏を公職選挙法違反の疑いで東京地検に刑事告発し、その後、国会内で記者会見を行った。
小島氏は、小池氏が経歴詐称のまま3選を目指して7月の都知事選に立候補の意向を表明したことをもって、公職選挙法235条の虚偽事項公表罪にあたるとした上で、「これは日本の主権に関わる重大な問題だ」と語り、6月20日の選挙の告示を待たずに刑事告発に踏み切ったという。
会見で小島氏は、小池氏の証言とカイロ大学当時の同居人だった北原百代氏の証言の食い違いや、これまで小池氏が提示してきた卒業証書や卒業証明書の内容に不自然な点があることなどを指摘した上で、小池氏がカイロ大学を卒業していないことは明らかだと主張した。
また、小池氏の経歴にこだわった理由については、経歴詐称が公民権喪失に該当する重大な事案であることに加え、外国の大学に経歴の偽造を手伝わせたことが事実だとすれば、日本の主権に関わる深刻な問題だと説明した。
小島氏は当初、6月20日の選挙公示日に小池氏が立候補の届け出を行う際に、自身の経歴の中にカイロ大学卒業を含めるのを待って刑事告発する予定だったが、公職選挙法の235条1項にある虚偽事項公表罪が公職の候補者だけでなく候補者になろうとする者もその対象としていることなどから、選挙の告示を待たずに告発に踏み切ったという。