2024年11月21日更新
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ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を受け、ジャニーズ事務所は10月2日、東京都内で記者会見を開き、社名の変更や被害者に対する補償の枠組みなどを発表した。
会見を行った東山紀之社長は、ジャニーズ事務所の社名を「SMILE-UP.」（スマイルアップ）に変更した上で、社の業務を被害者の補償に限定し、補償が完了した時点で廃業するとした。
また、新たにジャニーズ事務所とは資本関係を持たない新会社を設立し、自らが社長に、井ノ原快彦氏が副社長に就任することも発表された。新会社は所属タレントとエージェント契約を結び、社名はファンクラブを通じて公募の上、決定するとした。
10月17日付けで社名がスマイルアップに変更される旧ジャニーズ事務所は、藤島ジュリー景子前社長が引き続き100％の株を保有したまま、被害者の救済や補償に専念し、現在のタレントの育成やマネージメント事業からは完全撤退することも同時に発表された。
また被害者への補償については、元裁判官からなる被害者救済委員会が設置されており、9月30日までに478人から連絡があったという。
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