自民党に歴史的大敗をもたらした民意を読み解く
マル激 (第1230回)
ゲスト小林良彰
慶應義塾大学名誉教授
慶應義塾大学名誉教授
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かねてより出馬の意向を明らかにしていた高市早苗衆院議員が9月8日、記者会見で正式に自民党総裁選に立候補する意思を表明した。安倍晋三前首相からの支援を受けることで、立候補に必要な20人の推薦人を確保できるめどがついたという。
「国の究極の使命は生命と財産を守り抜くこと。領土、領海、領空、資源を守り抜くこと。国家の主権と名誉を守り抜くことと考える。その使命を果たすために全てを懸けて働く。」高市氏はこのように語った。
高市氏は安倍前首相の経済政策「アベノミクス」を継承する意向を明確に示し、「金融緩和」と「緊急時の機動的な財政出動」、「大胆な危機管理投資・成長投資」を3本の矢とし、引き続き物価上昇目標2%の達成を目指す「サナエノミクス」を提唱した。
安全保障については、敵基地攻撃を可能とする法改正に取り組む考えを示したほか、サイバー攻撃に対する防衛を強化していく意向を示した。