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東京都知事選は翌日に公示を控えた1月22日、既に立候補を表明している主要3候補が日本クラブで記者会見を行った。また、既に出馬の意向を明らかにしていた細川護煕元首相が、正式に出馬会見を行い、脱原発路線を明確に打ち出した。
この日、日本記者クラブで記者会見を行ったのは元航空幕僚長の田母神俊雄、元厚労大臣の舛添要一、元日弁連会長の宇都宮健児の3氏。日本記者クラブでは当初3氏に細川氏を加えた4氏による共同記者会見を予定していたが、細川氏が不参加の意向を示したために、急遽個別の記者会見に変更された。
田母神氏は安倍首相の国家観や歴史観への支持を明らかにした上で、「自民党は私を推薦すべきだと思う」と述べた。また、防災対策強化や原発再稼働の必要性を主張した。
舛添氏は2020年のオリンピック・パラリンピックの成功に全力を挙げるほか、防災対策や危機管理の必要性を訴えた。原発については、「長期的に原発依存をなくすと」としたものの、即原発ゼロは否定した。
宇都宮氏は暮らしやすい東京を謳い、福祉予算の充実や待機児童を訴えた。原発については、再稼働輸出に反対し、原発に頼らないエネルギー政策の実現を訴えた。
3氏の記者会見の後、細川氏が都庁で記者会見を行い、正式に出馬を表明するとともに、初めて政策を明らかにした。細川氏は原発ゼロを最優先の課題とした上で、省エネオリンピック、自然を活かした防災・景観都市化、子どもと高齢者に優しい都市作りなどを説いた。
また、同じく22日には、堀江貴文氏が支援する実業家の家入一真氏が出馬を表明した。東京都知事選には上記5氏の他、ドクター・中松、中川智晴、五十嵐政一、鈴木達夫、根上隆、平澤求、マック赤坂、ひめじけんじ、内藤久遠、金子博らが出馬を表明している。