戦争とテロを乗り越えて仲間とともに生き抜くために
マル激 (第1134回)
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総理大臣主催の「桜を見る会」をめぐり安倍政権への批判を強めている野党の追及本部が11月29日、国会内で公開ヒアリングを開催し、郷原信郎弁護士から一連の政府の説明に法的にどのような問題があるかについての説明を受けた。
郷原氏は安倍首相は自分の説明に辻褄が合わない状態に陥っており、将棋の盤面に例えると完全に「詰んだ」状態だと語った。
「桜を見る会」の前夜に首相の地元支援者を対象に破格の会費で開かれた夕食会について郷原氏は、もし後援会が差額を補填していれば有権者に対する利益供与となる一方で、もし主催が後援会であれば政治資金収支報告書への記載が必要となり、政治資金規正法違反が疑われる結果となると指摘した。
ホテルニューオータニ・鶴の間で開かれた夕食会について首相は、自身の事務所が関与していないことの証左として、ホテル側が参加者一人ひとりに直接領収書を渡していると説明している。しかし、野党議員からは800人以上に領収書を発行し、マスコミ各社が総力をあげて領収書を探しているのに、それが一枚も出てきていないのはおかしいとして、「あの説明は嘘ではないか」(社民党福島瑞穂参院議員)との声も上がっている。