藤井前美濃加茂市長の弁護団が強い抗議を表明
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雨水浄水設備の導入をめぐり30万円の賄賂を受け取ったとして受託収賄罪などに問われた岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長の第4回公判が10月8日、名古屋地裁で開かれ、市長が賄賂を受け取った現場とされている店の店長と、その場に同席していた人物がそれぞれ証言台に立った。
浄水設備の設置業者社長の中林正善氏は、会食の場で藤井氏に現金の入った封筒を渡したと証言しているが、食事の同席者は一貫して金の受渡しは見ていないと主張していることから、この日の公判では、同席者が席を外した機会があったかどうかが、大きな争点となった。
主任弁護人の郷原信郎弁護士は公判後に記者会見し、現金の受け渡しは見ていないと証言する証人に対して、「絶対か、絶対か」と詰問する検察の姿勢を批判した。また、店長の2013年4月当時の店の様子についての証言は曖昧で、「本件の立証には影響がない証人」だと語った。