映画が描く「つまらない社会」とその処方箋、そしてつまらなそうな自民党総裁選が問うもの
マル激 (第1221回)
完全版視聴期間 |
2020年01月01日00時00分 (期限はありません) |
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今年最初の5金は、ゲスト抜きで今年の1~3月のマル激を振り返った。
大きな反響を呼んだ杉並区立和田中学の藤原和博校長の教育論(『地域の「ハブ」としての公立校再生プランとは』第305回・2007年02月02日収録)、堕落した保守主義の現状を憂えた西部邁氏の保守論(『西部邁流、保守主義のすすめ』第307回・2007年02月16日)、官僚の暗躍によって小泉改革が一つまた一つと骨抜きにされていく実態を検証した草野厚氏の(慶応大学教授)『骨抜きにされる小泉改革』(第309回・2007年03月02日)、特捜検察と金融庁による日本型市場統治体制の是非を考えた『ライブドア事件にみる検察資本主義の到来』(第311回・2007年03月16日)、女性が「出産ストライキ」に訴えるまでこの問題を放置し続けた結果としての少子化問題を考えた『日本が「子供を作りたくない国」であるこれだけの理由』(第312回・2007年03月23日)等々。日本の現状を多角的に見ていく中で、どうにも禁じ得ないこの「既視感」とも「時代の後戻り感」とも表現できる重苦しい感覚が何なのかを、久しぶりにゲスト無しで考えてみた。
また、番組後半は視聴者からのコメントやリクエストを一気に紹介した。