鳩山政権は何に躓いたのか-新政権の課題
北海道大学教授
東京新聞・中日新聞論説委員
完全版視聴期間 |
2020年01月01日00時00分 (期限はありません) |
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1958年岡山県生まれ。81年東京大学法学部卒業。同年同大学助手。北海道大学法学部助教 授を経て93年より現職。著書に『民主党政権は何をなすべきか』、『政権交代論』など。
5回目の金曜日のある月恒例となった無料放送の5金スペシャル。
今回は前半に山口二郎教授と安倍内閣の実像に迫った。
発足直後のマスコミ各社の世論調査で70%前後の高い支持率を得た安倍政権だが、その人気の源とは何なのか。日本人は安倍内閣に何を期待しているか。その期待は現実のものとなる可能性がどの程度あるのかなどを考えた。
また、山口教授は安倍内閣の布陣を見ると、自民党が右翼政党の様相を呈し始めていると主張するが、その根拠とは何か。アメリカのホワイトハウスを彷彿とさせる内閣補佐官の増員によって、官邸主導政治はますます強まるのか。その結果政治の世界にどのような変化が起きるのかなどを、山口氏とともに考えた。
後半は恒例となった視聴者メールの一気公開。今回は食品添加物博士の安部司氏、光市母子殺人事件被告の代理人で死刑廃止運動を引っ張る安田好弘弁護士、独特な歴史論争を繰り広げた漫画家の江川達也氏、番組出演直後に痴漢容疑で逮捕された植草一秀氏の回の放送に対するコメントが多く寄せられた。また、宮台氏の独特の言い回しや過激な表現、難解な横文字言葉への注文なども相次いだ。