違憲のハンセン病療養所「特別法廷」判決が揺るがす死刑制度の正当性
マル激 (第1233回)
ゲスト徳田靖之
弁護士、菊池事件弁護団共同代表
弁護士、菊池事件弁護団共同代表
ノムヒョン政権誕生後、韓国政府は記者クラブを解体し、三大新聞のシェア削減にまで乗り出すなど、徹底したメディア改革を推進している。政府によるトップダウン方式のメディア改革は、一方で言論弾圧ではないかとの批判も呼んでいるが、韓国でも長年の懸案だった少数の大手メディアによる報道市場の独占や、既得権益の上に胡坐をかいたメディアの堕落や政治との癒着といったメディアの基本問題に大きくメスが入ったことだけは間違いない。
その一方で、韓国がお手本にしたという日本の記者クラブ制度は依然として生き続け、一握りの大手報道機関による市場の独占も相変わらず続いている。
なぜ日本では実現していないメディア改革が、韓国では成し遂げられたのか。それによって韓国の政治や社会はどう変わったのか。日本と韓国の最大の違いは何なのか。コリア・リポート編集長の辺真一氏とともに考えた。
他、イラク人質事件、天皇「君が世日の丸発言」など。