幹事長、民主党政権大丈夫ですか
マル激 (第506回)
ゲスト岡田克也
民主党幹事長
民主党幹事長
1953年三重県生まれ。76年東京大学法学部卒業。同年旧通産省入省。90年衆院初当選(自民党)。93年自民党離党。新進党、民政党を経て、98年民主党に合流。党政調会長、幹事長、代表などを歴任。鳩山内閣、第1次菅内閣で外相、10年9月より現職。当選7回(三重3区)。
欠陥だらけであることを政府自らが認めながら、強行採決で成立した年金法案。かと思えば、総理自身が勤務実態の無い企業の厚生年金に加入していたことを認めた上で、「人生いろいろ、会社もいろいろ」と開き直る。日本の政治は一体どうなってしまったのか。一連の政府・与党の行動が、政治への関心を失っている有権者への挑戦であることは明かだが、これはまた同時に、野党が完全になめられていることをも意味している。そうした状況の中で最大野党の党首となった岡田氏は、今日のこの政治状況をどう見ているのか。ここまで甘くみられてしまった民主党に、小泉政権打倒の戦略はあるのか。政局の真っ只中にある国会で、岡田氏に今日の政治状況や民主党の政権戦略について聞いた。他、佐世保市の小学六年生同級生殺人事件など。