[マル激スペシャルウィークin沖縄]タブーに挑まずに何のためのメディアか
マル激 (第465回)
ゲスト岡留安則
元『噂の真相』編集長
元『噂の真相』編集長
完全版視聴期間 |
2020年01月01日00時00分 (期限はありません) |
---|
この3月、日本のメディアシーンから2つの巨人が消える。一つは、18年間テレビニュースの先頭を走ってきた『ニュースステーション』、そしてもう一つが過去25年間タブーに踏み込み続けた雑誌ジャーナリズムの雄『噂の真相』だ。『ウワシン』の岡留編集長は、メディアの現在の日本の状況は過去25年でも最悪だという。折りしも、『噂の真相』の最終版が書店で売られるさなか、田中真紀子氏による週刊文春の発刊差し止め請求がプライバシーを理由に認可される。岡留氏が「くるところまで来たという感じ」と描写する今回の司法の判断は、日本のメディア環境にどのような影響を及ぼすのか。なぜメディアは、ここまで「長いものに巻かれる」ようになってしまったのか。現職総理を含め、権力との真っ向対決をも辞さずにタブーに挑み続けた岡留氏とともに、岡留氏の考える雑誌ジャーナリズムのあり方、そして日本のメディアの現状と今後について、大いに語り合った。