「年収の壁」と「働き控え」を克服するためのベストな方法とは
マル激 (第1232回)
ゲスト 是枝俊悟
大和総研主任研究員
大和総研主任研究員
総選挙と同時に最高裁判事の国民審査が行われるが、世の中の無関心をよそに、最高裁は多くの問題を抱えている。特に国権と民権の境界を問うような重要な事 案において、元司法官僚の判事は常に合憲判断を、弁護士出身の判事は常に違憲判断を下す傾向が強い上に、両陣営の判事の構成比が固定されていて、憲法審査 がこの上もなく形骸化しているのだ。「憲法の番人」が本来の役割を果たすために、私たち一人一人に何ができるかを考えた。