沖縄密約をすっぱ抜いた西山太吉氏がわれわれに残した宿題
マル激 (第1146回)
ゲスト春名幹男
ジャーナリスト
ジャーナリスト
1946年京都府生まれ。69年大阪外国語大学(現大阪大学)卒業。同年、共同通信社入社。本社外信部、ワシントン支局長、特別編集委員などを経て2007年退職。名古屋大学大学院教授、早稲田大学大学院客員教授などを経て17年より現職。著書に『米中冷戦と日本』、『仮面の日米同盟』など。
ブッシュ大統領が、盟友小泉首相を頼って来日した。 表面上は日本もイラク情勢で意見を述べたように報じ られているが、その実は日本の対米支援は世界でも突 出している。もはや日本は対米追従外交から永遠に脱することができないのか。それが真の日本の国益に資する外交なのか。共同通信でワシントン特派員を2度 経験した春名氏とともに、内憂外患を抱え再選に黄信号が灯るブッシュ政権と一蓮托生の道を選ぶことの是非を論じた。