日本経済の復活のための処方箋
マル激 (第460回)
ゲスト池尾和人
慶應義塾大学経済学部教授
慶應義塾大学経済学部教授
1953年京都府生まれ。75年京都大学経済学部卒業。80年一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。岡山大学助教授、京都大学助教授などを経て、95年より現職。経済学博士。著書に『開発主義の暴走と保身』、共著に『なぜ世界は不況に陥ったのか』など。『現代の金融入門』(改訂版)を2月10日に出版予定。
なぜ2兆円なのか。なぜ破綻でなく再生なのか。何を守るための税金投入なのか。これで問題の根本的な解決となるのか。慶応大学の池尾和人教授(金融論)とともに、「いいとこどり」と「お上まかせ」が横行するりそな問題への対応を糾す。