職業政治家には日本は変えられない
マル激 (第470回)
ゲスト河村たかし
名古屋市長
名古屋市長
1948年愛知県生まれ。72年一橋大学商学部卒業。家業の河村商事勤務を経て93年衆院初当選(日本新党)。新進党、自由党を経て98年民主党入党。衆院法務委員会野党筆頭理事、党税制調査会副会長などを歴任。09年より現職。著書に『この国は議員にいくら使うのか』、 『名古屋から革命を起す!』など。
なぜ、深刻な危機に瀕しながら、日本の政治は一向に機能しないのか。河村たかし衆院議員は、議員が本来の機能を果たせなくしている国会内の隠された諸制度の存在を指摘する。立法機会を奪われた議員たちは、官僚の用意した法案を追認する役割のみに貶められ、瑣末な利益の調整者として政治ごっこに現を抜かすことになってしまっているというのだ。政治が民主主義の主導権を取り戻すために何が必要かを、徹底的に議論してみた。