地球温暖化による海面上昇に喘ぐ最貧国の現状
セーブアース (第21回)
地球温暖化と海面上昇の取材のために南太平洋の国ツバルから1ヶ月ぶりに帰国したビデオジャーナリスト・神保哲生と社会学者・宮台真司のレギュラー両氏の久々の顔合わせ。海面上昇で今にも海に沈みそうなツバルの実情をその目で見てきた神保氏は「開発と温暖化の問題は、南北間の権力闘争であると同時に世代間の権力闘争でもある」として、未来世代のために今痛みを受け入れる必要性を強調した。それに対し宮台氏は環境倫理の確立には、WE(自分たち)という概念をどこまで広げることができるかにかかっている」と語った。