違憲のハンセン病療養所「特別法廷」判決が揺るがす死刑制度の正当性
マル激 (第1233回)
ゲスト徳田靖之
弁護士、菊池事件弁護団共同代表
弁護士、菊池事件弁護団共同代表
宮台氏は、今回の参院選から取り入れられた非拘束名簿式について、個人名を書いた票が大量に死票になることから違憲性の高いシステムだと指摘した。有権者が単なる好感度ではなく、政策によって候補者を選べるような環境になっていないと、この制度の論理的説得はできないと言う。
神保氏は公明党の動員システム等のタブーに触れ、それを取り上げないメディアもバランスを欠いていると批判した。有権者が選ぶことのできない役人が、実質司法判断と同等の拘束力を持ってしまっていることなど、最高法規を巡る問題も扱った。