学術会議の任命拒否問題で菅政権が掘った墓穴とは
マル激 (第1025回)
ゲスト木村草太
東京都立大学法学部教授
東京都立大学法学部教授
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1972年徳島県生まれ。98年東京大学教養学部卒。同年、郵政省(現総務省)入省。 2004年米・コロンビア大学国際公共政策大学院修士課程修了。10年総務省を退官。2010年参院初当選(千葉県選挙区)。当選参院2回。著書に『日本を戦争する国にしてはいけない 違憲安保法案「ねつ造」の証明』、『いじめ防止対策推進法の解説と具体策』など。
2020年11月5日の参議院予算委員会で、学術会議の任命拒否問題で、これまで「拒否は合法」の立場を取る政府の主張の拠り所となっていた、憲法15条に基づく1969年の高辻内閣法制局長官の国会における発言が、学術会議法の会員任命にはまったく適用されるべきものではないことを明確に裏付ける根拠を、当時の法案立案者たちの国会証言や数々の公文書を通じて明らかにした小西洋之参院議員に、なぜその資料に着目したのか、それを政府にぶつけた結果、何がわかったのかなどを、ジャーナリストの神保哲生が聞いた。