2020年09月25日公開

迷ったが総裁選に出馬したことは正解だった

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ゲスト

1957年東京生まれ。79年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。同年、三井銀行(現三井住友銀行)入社。86年衆院初当選(衆院・旧鳥取全県区)。93年新進党入党。97年自民党に復党。農水相、防衛相、党政調会長、党幹事長などを歴任。衆院11期(鳥取1区)。著書に『政策至上主義』、『日本列島創生論 地方は国家の希望なり』、『日本人のための「集団的自衛権」入門』など。

著書

司会

概要

 9月14日に行われた自民党の総裁選では、自民党の各派閥が菅義偉官房長官(当時)支持に回る中、国民からの支持がもっとも高いとされてきた石破茂衆議院議員は苦戦を強いられ、結果的に大敗を喫する結果となった。

 総裁選のルールが両院議員総会を主体とする方式になることが決まった時、石破氏は今回の総裁選への出馬は見送ろうかと迷ったという。周囲にも見送るべきだという意見があった。

 しかし、これまで3回総裁選に出馬してきた石破氏が今回出なければ、「逃げた」と受け止められるのを嫌った石破氏は不利を承知の上で出馬に踏み切った。

 総裁選の結果について「フルスペックの選挙になっていれば結果は違ったものになっていた」との思いを吐露する石破氏ではあるが、今回無理を押して出馬したことで、「多くの方々から自民党にも一筋の光明を見出すことができた」などの言葉をもらったことが励みになったとして、出馬そのものは総じて正しかったと判断していると語る。

 また、議員からの支持が集まらなかったことに対しては、ポストや公認などのことで各議員が主流派や勝ち馬に乗りたいという気持ちがそうさせているが、今後そうした流も変わってくるだろうとの見方を示した。

 石破氏が訴える改革を不都合に感じる議員が多いのではないかとの質問に対して石破氏は、「自分が訴えている改革や姿勢を不都合に感じている人が一部にはいるかもしれないが、議員の大半が森友、加計、桜を見る会などを再調査することを嫌がっているとは思えない」と語った。

 石破氏に総裁選の総括と今後の計画や抱負などについて、ジャーナリストの神保哲生が聞いた。

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