2014年2月22日
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ロシアは日本の友好国になり得るか
パンクバンドの抗議行動にムチで制裁

 冬季オリンピックが開催されているロシア南部ソチで、ロシアのパンクバンド「プッシー・ライオット」が2月19日、プーチン政権を批判する街頭パフォーマンスを行ったところ、治安部隊にムチで叩かれるなどして怪我を負ったという。
 プッシー・ライオットは2012年にロシア正教会の礼拝堂内でプーチン氏を批判する歌を歌ったとして逮捕され、約2年服役した。しかし、2013年12月に釈放されて以降、再びプーチン政権を批判する抗議行動を再開していた。この日のソチでの抗議行動は、2012年のプーチン大統領の就任に抗議して逮捕された活動家らの判決の言い渡しが2月21日に予定されていることから、その問題に世の中の関心を集める目的だったという。
 ロシア政府が、同性愛者による集会を禁止するなど人権への配慮を欠いた政策をとっていることを理由に、西側主要国の首脳の大半がオリンピックの開会式への出席を見合わせていた。しかし、安倍首相はソチを訪問し開会式に出席した上に、プーチン大統領と首脳会談を行っている。
 日露関係では北方領土問題の解決への期待が高まっている。北方領土問題さえ解決すれば、日露関係は激的に改善され、両国は友好国になることが期待される。しかし、政府への非暴力的な抗議行動に治安部隊がムチで応戦するような国が日本の友好国になり得るのか。人権問題を理由に各国首脳がオリンピック開会式への出席を控える中、堂々と出席した安倍首相の行為を世界はどう受け止めるか。また、われわれはそれをどう受け止めるべきか。ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。

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