君主制が民主主義を強くするための条件
10月22日に即位礼正殿の儀が執り行われ、世界各国から集まった国賓を前に今上天皇の即位が公に宣明された。これをもって、約200年ぶりとなる平成の天皇の生前退位に伴う皇位継承は滞りなく完了した。きたる […] 続きを読む→
日本の根本問題から逃げ回る最高裁とこの国のかたち
今回は首都大の木村草太氏をゲストに、前半は「ニュースマル激」を、後半は「映画マル激」の2部構成でお送りする。前半のニュースマル激では「『生前退位は特例法で』で本当にいいのか」、「沖縄の基地問題から逃 […] 続きを読む→
象徴天皇制と天皇の人権が両立するための条件
天皇陛下がご高齢や健康上の理由から象徴天皇としての責務を果たせなくなることに不安を抱いていることを、自らの言葉で語られるビデオが公表された。間接的、かつ非常に慎重な言い回しではあったが、皇太子に天皇 […] 続きを読む→
人権問題としての象徴天皇制を考えるべき時にきている
天皇陛下の生前退位のご意向が7月13日に報じられて以来、天皇制のあり方をめぐる議論が盛んに交わされている。 来週月曜(8月8日)には、陛下ご自身がビデオを通じて「お気持ち」を表明することが発表され […] 続きを読む→
なぜ天皇の生前退位がそれほど大問題なのか
今上天皇が、生前に天皇の位を皇太子に譲る意向を示していたことが報道され、大きな議論を呼んでいる。それは現在の象徴天皇制が、そのような事態を想定していなかったためだ。 今上天皇は82歳とご高齢なうえ […] 続きを読む→
天皇家に「もうやめた!」と言われる前に考えておくべきこと
今国会の最重要法案の一つになるとみられていた皇室典範改正は、秋篠宮妃の懐妊でしばしの小休止に入っている。しかし、40年にわたり皇室を取材し、皇室関係者とも親交の深い元共同通信の板垣氏は、皇室典範改正 […] 続きを読む→
なぜ女性・女系天皇は天皇制の根幹に関わる問題なのか
政府の有識者会議が、僅か半年の審議を経て、女性・女系天皇を容認する最終報告書を提出した。これを受けて政府は来年3月にも、天皇を男子に限るとした現在の皇室典範の改正案を国会に提出する方向だという。 […] 続きを読む→
人権問題としての天皇制を考える
皇太子の「人格否定」発言は、現在の日本の天皇制が抱える本質的な矛盾を露呈している。発言の真意は定かではないが、現在の天皇制が皇族の人権について幾多もの問題をはらんでいるとの指摘は、近年に始まったこと […] 続きを読む→